小菊の怪談・オカルト日記

怪談や都市伝説などのオカルトを主として更新しています。

ログ:2014年04月

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文学作品の中の怖い話


こんにちは、お久しぶりでございます。
小菊でございます。

春ももうそろそろ終わり、いよいよ夏に向かいそうな季節になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は春から新生活が始まり、少しばかり多忙な生活を送っております。
このブログの更新も停滞しておりますが、これからまた少しずつ更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今回は私が学生の時に教科書に載っていたある文学作品についてお話したいと思います。

皆様は、夏目漱石の「夢十夜」という作品をご存じでしょうか。
夏目漱石といえば「吾輩は猫である」や「こころ」など、多くの作品を残した日本を代表する作家ですが、この夢十夜という作品は、漱石自身が見た夢の内容を書いた作品です。
ある意味ノンフィクションなんですね。

私が授業中に震え上がった話というのは、この夢十夜のなかにある「第三夜」という内容になります。


内容を簡単に要約しますと、自分が背負っている6歳の子供がいつの間にか盲目になっており、話し方も子供らしくない。そのうえ、自分が思っていることを言い当てたり、まるで目が見えているようなことを言います。
漱石は気味が悪くなり、この子どもをさっさと捨ててしまおうと森へ向かうと二つに分かれた道にたどり着きます。
どちらに行こうか考えていると、背負われている子供が左がいいと言い、その方向に足を向けます。
その間、背中の子どもはなにやら過去の話をぶつぶつ言いだしています。
漱石自身、何のことか分からないようなのですが、子どもに言われるまま相槌を打っていきます。
不気味な子どもにますます気味悪がっていると、雨が降り出してきます。
そうしていると、杉の木のある場所にたどり着きます。

すると、子どもは突然「御父っさん、その杉の根の処だったね」と言いだします。
「文化五年辰年たつどしだろう」



「御前がおれを殺したのは今からちょうど百年前だね」


その一言で、漱石は自分が人殺しをしたことに気づきます。




この話、実は似たような話が日本の民話に存在します。
「六部殺し」「こんな晩」と呼ばれることもあります。

六部殺しと言う話は、とある農家の夫婦が家に泊めた旅人の六部を殺して、お金を奪います。
その後その夫婦の間に子供が生まれます。しかし、子供はいくつになっても口を利くことがありませんでした。
そんなある日の晩に、むずがっている子どもを見た父親が厠へ連れて行こうと、月夜の中を歩きます。(これには諸説あり、月夜のほか、月が出ていない夜、雨が降っている夜などがあります。)ちょうど、六部を殺した日と同じような夜でした。
すると、突然子どもが「お前が俺を殺したのも、こんな晩だったな」と口を利き、自分たちが殺した六部の顔つきになっていた、という話です。



話は少し戻りますが、漱石の夢十夜の第三夜は実は夢なんかではなく、本当にあったことなのではないか、という解析も出ています。

さらには、殺したのは自分の思想なのではないか、という説もあるそうです。




さて、漱石は本当にこんな夢を見たのか…、はたまた現実に起こった話なのか…、どちらなんでしょうね。



今回はここまでとなります。
以上、「文学作品の中の怖い話」でした。











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Author:小菊
小菊と申します。

怪談をはじめ都市伝説などのオカルトが好き。
妖怪も好き。お気に入りは鬼太郎と目玉おやじ。

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